すべらない話『モロッコ編〜軟禁〜①』
モロッコ初日の話。
先日、ツルツル石の話をしたが、僕らはモロッコを
一ケ月ほど旅をした。
その初日の話だ。
僕とおかGは、スペインから海路でのモロッコ入り。
モロッコとは一体どういう国か・・・。
いわゆる、旅人のバイブル『地球の歩き方』によれ
ば、すげ~らしい。すげ~とは、色々だ。
スペイン、モロッコはジブラルタル海峡を隔てて、
わずか15キロ程度しかない。
熊本〜宇土間ぐらいか。
わずか、15キロで生活・文化・宗教ウンヌンカン
ヌン全てが異なる国、イスラム教徒の未知の国。
船内で出入国を済ませる。超簡易だ、スタンプラリー
にでも来た感じである。
船に乗ること3時間、ついにモロッコに到着した。
港町のタンジェは、ベルベル人(モロッコ人)がメ
チャメチャたむろしている。
ここで、モロッコ初の洗礼を経験する。
物乞いがものすごいのだ
地球の歩き方で、ある程度覚悟していたが、しつこさと
人数は半端ない。
一挙に30人ぐらいに囲まれる。
おかGも同じだ。
スターは、いつもこんな感じなのか・・・。
スターはつらいなど考えながら、無視して進む。
100m、200m、300m・・・その数が徐々に
減っていく。
そして駅にたどり着く。
彼らは、公共施設の中までは追ってこない。
そういうことなんだろう。
列車の時刻まで、2時間程度ある
昼下がりだ。腹も減ったので、飯でも食べることに。
僕らは、モロッコ初の食事を取るため駅近くのレスト
ランへと入った・・・。
つづく・・・
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