『すべらない話 真夜中原付事件①』
よし、調子がいいぞ!もういっちょ!
今から3年前の年末である。
2ヶ月も前から休みがない、この日も午前2時を回っていた・・・。
世の中、忘年会シーズンである。
しかも今日は、年末最後の金曜日、皆、酔っている。
僕は、その中をトボトボと歩いて駐車場までいくのだ。
その時である、ガシャーーーン
「ウワ!!!」
なんと、酔っ払いが目の前で原付を倒しやがった!
そして、その場を去ろうとする酔っ払いのマサオ(本名不明)
「ちょ、待て、これ俺の原付ばい!!」
ん、俺の原付ばい??全然俺のじゃないんだけど、何言ってるんだ俺は?
マサオ・・・振り向かない・・・
「ちょっと、待てって!!」
何故か、俺の原付として、マサオを呼び止めるのであった
(つづく)
関連記事