すべらない話『モロッコ編〜軟禁〜②』

重信セガ-レ

2009年03月01日 23:55

モロッコ初の食事はタジン


羊の肉と野菜・香辛料で煮込んだ食べ物。
それと、フランスパン。

もとフランス領だったのでフランスパンが絶品。
モロッコは、イスラム教のためため、酒がない。

こんな、ビールに合う食べ物を作っておきながら


さてさて、腹もいっぱいになり、僕らは再度駅へ・・。

切符を購入し、停車していた列車に乗り込む。
全席指定の列車。
新しくもないが、思っていたほどボロでもない。

で、席を探していると駅員がチケットを見せてといって
きたので、見せると席はこっちだと誘導してくれるでは
ないか。

お~、親切だな~と思っていたら、席に付いた瞬間
『チップ!チップ!』と請求してくる。

おいおい、駅員よ、お前の仕事だろうが・・・。

とその時であった、僕らと同じ席に座ることとなる白人が
紳士的になにやらベルベル語で話し、駅員を追い返してく
れた。

きっと、『彼らは学生でお金がないから勘弁してやってく
れ・・・』なんて、言ってくれてたんだろうな~っとその
時思っていたのだが、これが事件の始まりになろうとは思
ってもみなかった・・・。



つづく・・・。

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